日本電気協会九州支部では、電気関係事業の発展と地域経済振興を目的に様々な事業活動を展開してまいりました。令和3年には、協会創立100周年を迎えることができました。これまでの会員・地域の皆さまのご支援・ご協力に改めて感謝申し上げます。
さて今日では、2050年カーボンニュートラル実現に向け、温室効果ガス削減の取組みが展開されています。電気関係事業者としましては、再生可能エネルギーの開発促進、安全を大前提とした原子力発電の最大限の活用を図るとともに、需要側における電化拡大・省エネ推進への下支えを行っていくことが肝要であります。
また、少子高齢化により電気保安人材の将来的な不足が見込まれる中、社会におけるデジタル化の推進と地方創生の動きに伴い、電力の果たす役割は今後益々大きくなると思われます。
当支部では、環境変化を見据え、電気技術者育成のための技術講習会の実施や電気の安全確保・効率化促進、交流活動や情報発信に努めてまいりますので、引き続きご支援・ご協力をお願い申し上げます。